西4病棟は、血液腫瘍内科と小児科の混合病棟です。私は現在血液腫瘍内科の患者様を受け持っています。化学療法をしている患者様が多く、様々な抗がん剤を使用します。抗がん剤により出現する副作用が違う等、多くのことを学ぶことができます。そして、ほとんどの患者様が易感染や易出血状態となり、感染や転倒の予防に努めています。また、高齢の患者様も多く、退院後の生活やその人らしさを見つめ、日常生活動作の介助やQOL向上を目指し、スタッフや多職種を交えて情報共有をしています。 入職した当初は、実際に患者様に行うケアや看護処置、抗がん剤の副作用や血管外漏出のリスクがあり、常に不安や緊張がありました。しかし、私が成長できるように共に考えてくれる先輩方や、不安や悩みを同じように抱えている同期と支え合い、現在は楽しく働くことができています。知識と経験が増えることで看護の視野が広がり、新たな目標や、やりがいを感じます。そして看護をすることで得られる達成感は、向上心に繋がっています。 大変なこともありますが、経過を共に受け止め、患者様が自分らしい生活を維持し笑顔で退院していく姿を見ると、とても嬉しく思います。私たちと一緒に仲間と支え合いながら患者様の為の看護をしましょう。
西4病棟 N.A
私は王子総合病院付属看護専門学校を卒業後、中央手術室に配属となり3年目になりました。手術室の看護業務は特殊な環境にあります。具体的には、患者様の手術が安全でスムーズに行えるよう使用する手術器具(器械)の準備や手術中の医師への器械出し看護、麻酔の介助や手術を全体的に外からサポートする外回り看護を行っています。 患者様は麻酔で眠ってしまうので関りは少なく感じる部署ですが、私は手術室でしか経験できない知識・技術の習得やチーム医療を学ぶために手術室看護師を希望しました。しかし配属当初は右も左もわからず、器械出しや外回りなど目の前のことを覚えるのに必死で余裕のない毎日を送っていました。そのような中で寄り添い、優しく丁寧な指導や相談に乗ってくださる先輩方や切磋琢磨し高め合い、時に心の支えともなる同期のおかげで日々業務や看護が身についてきていると感じます。手術は定期だけでなく緊急のものもあり、休日には緊急時に備えた待機当番もあります。大変だと感じることも多いですが、自分が担当できる手術の種類が増えたことに対する喜びやチーム一丸となり無事に手術が終わった時の達成感に大きなやりがいを感じています。私たちと共に協力し合い看護を行える方をお待ちしています!
中央手術室 U.S