月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
---|---|---|---|---|---|
午前 | 田口 不定 |
前田 不定 |
田口 不定 |
不定 | 不定 |
午後 | × | ※1不定 | × | ※1不定 | × |
※ 初診患者さまは原則として紹介状が必要です(平成27年2月2日より)。
※1 火曜日、木曜日午後は予約患者さまのみの診察です。
王子総合病院泌尿器科は、尿路および男性生殖器疾患全般の治療を行っています。主な治療対象疾患は以下の通りです。
これらの疾患のなかで、治療の多くを占めているのは、尿路のがんです。がんの根治的な治療法として手術療法があります。当科では、膀胱がん、腎がん、腎盂・尿管がんに対する根治手術の多くを大学病院と同様に、お腹に小さな穴を開けて器具を挿入して行う腹腔鏡手術という傷の小さな方法で行なっています。また、前立腺がんに対しては、令和元年10月より「ダ・ヴィンチ」という最新ロボットを用いた腹腔鏡手術を行う予定です。
なお、当院には、このロボット手術をすでに大学病院で多数執刀した経験のある常勤医(泌尿器科腹腔鏡技術認定医)がいますので、安心して手術を受けていただくことができます。手術以外のがん治療として、前立腺がんの場合には、放射線治療(がんの状態により放射線の線量を変更したり、内分泌療法を併用することがあります)も行なっています。
また、手術の適応のない患者様に対しては、抗がん剤治療を行うことが可能です。これまで、尿路上皮癌(GC, TIN、免疫チェックポイント阻害薬)、腎癌(分子標的薬、インターフェロン、免疫チェックポイント阻害薬)、前立腺癌(DTX、CBZ)、精巣がん(BEP)などの多数患者様に抗がん剤治療を行なってまいりました。
がん以外の疾患のうち、尿路結石(腎・尿管)に対しては、レーザー治療器を用いた内視鏡手術、あるいは体外衝撃波破砕装置(ESWL)で毎年多数の治療を行なっています。
最後に、当科は3人の日本泌尿器科学会指導医、専門医である医師スタッフが、専門的立場からより適切な診療にあたっております。今後も、東胆振唯一の「がん診療連携拠点病院」の泌尿器科として、最新かつ最善の医療を行なっていく所存でおります。どうぞよろしくお願いいたします。
※ 各疾患・治療の詳細につきましては担当医にご確認ください。
主要な悪性腫瘍手術数 | |||
平成28年 | 平成29年 | 平成30年 | |
腹腔鏡下腎悪性腫瘍手術 (腎がん、腎盂・尿管がん) | 16 | 19 | 16 |
腎悪性腫瘍手術(開腹) (腎がん、腎盂・尿管がん |
11 | 8 | 6 |
腹腔鏡下膀胱悪性腫瘍手術(全摘) | 0 | 7 | 9 |
膀胱悪性腫瘍手術(開腹・全摘) | 4 | 4 | 0 |
経尿道摘膀胱腫瘍切除術 | 110 | 107 | 96 |
前立腺悪性腫瘍手術(開腹) | 0 | 5 | 6 |
精巣悪性腫瘍手術 | 6 | 0 | 1 |
陰茎悪性腫瘍手術 | 0 | 0 | 1 |
患者さまの力になれるよう、尽力させていただきます。
苫小牧の泌尿器科診療に貢献できるよう頑張ります。
低侵襲手術である腹腔鏡・ロボット手術を専門としています。患者様に最善かつ最適な医療を提供できるように努めてまいります。何でもご相談ください。