脳神経内科

 

  月  火  水  木  金 
午前 山本
久原(出
蒲生 × 蒲生 高橋
午後

※ 外来は予約患者様のみ
通常の内科診察に比べて一人当たりの診察時間は非常に長く、一人に30分以上かかる場合もあります。
脳神経内科での診察には、今までにかかった病気や病気の経過など多くの情報を必要とします。他院にかかっている場合は、可能な限り「紹介状」「診療情報提供書」「おくすり手帳」を御持参下さい。
脳神経内科では、両手足の診察をします。必要に応じてシャツやズボン、靴下、ストッキングを脱いでいただきますので、診察しやすい服装でおこしください。
神経・筋の不調は様々な原因が生じるため、必然的に検査が多くなってしまうこともありますので、ご了承下さい。
外来での患者様のご案内を少しでも円滑に進めるため、当科を初めて受診される場合は、他院通院中の方は、かかりつけ医にお願いして当院の地域医療連携室を通してご予約して頂くようお願い申し上げます。 かかりつけ医がいない方は事前に電話で予約をお取りいただくようお願い申し上げます。
少ない人数で対応していることもあり、1日で診療できる数が限られており、予約が大変混み合っております。長らくお待たせしまう場合もありますが、ご了承下さい。
物忘れ(認知症)外来や運転免許更新に伴う認知機能検査は原則として行っておりませんので、他院受診を勧めさせて頂きます。

外来予約を希望される場合 → 脳神経内科外来までお電話ください。
(電話番号:0144-32-8111)(脳神経内科外来とお申し付けください)

診療内容

「脳神経内科」とは、脳・脊髄・末梢神経・筋肉に生じる病気の診療を行う内科の専門分野です。これまで「神経内科」と呼ばれていましたが、平成30年度から全国一律に名称が変更されました。
人体には脳や脊髄から手足や内臓などの末梢へ、また末梢から脳や脊髄へ神経が走っており、身体を動かしたり感じたりする事、考えたり覚えたりする事などを調節しています。この調節がうまくできているかどうか、神経同士のつながりや神経と筋肉のつながりが良好かどうかを調べたり、内科的治療を行ったりするのが「脳神経内科」となります。
神経は多く臓器に関わってくるため、脳神経外科や整形外科、眼科、耳鼻咽喉科、他の内科診療科などと連携をとりながら、診療にあたります。診断に難渋するケースや難しい検査や治療が必要なケースなどは札幌の脳神経内科などと連携しての診療を提案することもあります。また、北海道内の脳神経内科としては珍しく脳梗塞の内科的治療にも積極的に携わっております。
間違えられやすい科に「精神科」「精神神経科」「神経科」「心療内科」などがありますが、これらは精神科の仲間で、おもに気分の変化(うつなど)、精神的な問題を扱う診療科となり、脳神経内科とは異なります。


<対象疾患>
①中枢神経(大脳・脳幹・小脳・脊髄)に由来する疾患
脳血管障害(特に脳梗塞)、パーキンソン病、脊髄小脳変性症、多系統萎縮症、多発性硬化症、視神経脊髄炎、筋萎縮性側索硬化症、脳炎、髄膜炎、頭痛など


②末梢神経(運動神経・感覚神経)に由来する疾患
ギラン・バレー症候群、慢性炎症性脱髄性多発神経炎、末梢神経障害など


③神経筋接合部・筋肉に由来する疾患
重症筋無力症、筋炎、筋ジストロフィーなど


      

医師紹介

蒲生 直希(ガモウ ナオキ) 主任科長

平成24年卒
職歴
江別市立病院、札幌医科大学附属病院、砂川市立病院
札幌厚生病院、札幌医科大学附属病院
認定資格
日本内科学会認定医、日本神経学会神経内科専門医、日本脳卒中学会専門医

東胆振・日高管内の基幹病院かつ当科の入院設備がある唯一の急性期病院として地域のニーズに応えるべく幅広く診療しておりますが、特に「脳卒中」の診療を専門にしております。
科学的根拠に基づいた適切な医療を提供し地域の皆さまの健康に少しでも貢献できるよう精進して参りますので、どうぞよろしくお願い致します。

高橋 明央(タカハシ アキオ) 科長

平成27年卒
職歴
市立札幌病院 臨床研修医 札幌医科大学脳神経内科 砂川市立病院脳神経内科
国立循環器病研究センター 脳内科
認定資格
日本内科学会認定医、脳神経内科専門医

この度札幌医科大学脳神経内科より赴任いたしました。
地域の皆様の健康に貢献できるよう頑張っていきたいと思います。

山本 彬広(ヤマモト モリヒロ) 科長

平成31年卒
職歴
旭川赤十字病院,札幌医科大学附属病院脳神経内科

患者様の不安を取り除けるよう努めて参ります。