薬剤科は現在、薬剤師19名、助手1名(パート)、物品物流スタッフ8名の体制で業務を行っています。薬に関する業務全般を行い、患者さまへ安心・安全な薬物治療を提供できるよう努めています。
調剤室、製剤室、調製室、外来化学療法室、薬品倉庫、薬品情報室、病棟などで各スタッフが薬剤師の専門性を発揮して業務を行っています。
調剤室では主に入院患者さまの薬を量、飲み方、飲み合わせなどをチェックし、必要に応じて医師へ確認しながら正確な薬剤の調剤を行います。
また院外の保険薬局や患者さまからの問い合わせについては、調剤室のスタッフが医師との連携を図りながら、お答えしています
治療上必要とされていても、市販されていない薬品(注射薬・点眼薬など)を、患者さまに必要なかたちで製剤化しています。
安全な治療の実施のために、入院患者さまの高カロリー輸液、外来・入院患者さまの抗がん剤(抗がん剤専用のハザード室の使用)を無菌調製しています。
外来化学療法室には専任の薬剤師を3名配置し、外来化学療法室で治療される患者さまへの服薬指導業務(初回指導、副作用のモニタリング、支援療法の提案・評価など)を中心に、また患者さまへの継続的なフォローを医師、看護師と連携しながら行っています。
医薬品に関する厚生労働省、製薬会社からの情報や薬事審議委員会(新たに取り扱う医薬品の決定や使用中の医薬品の再評価、取扱いの削除を協議する委員会)で決定した事項など様々な情報を整理・資料化し院内関係部署へ情報提供しています。
各病棟に専任の薬剤師を1~2名配置し、入院患者さまへの薬の説明、服薬支援、薬の飲み合わせや副作用のチェック、持参された薬のチェック、薬物の血中濃度からの解析業務(治療薬物モニタリング:TDM)などを行っています。医師・看護師などと連携を図りながら、治療に貢献できるよう取り組んでいます。
院内感染対策チーム、栄養サポートチーム、緩和ケアチーム、糖尿病教室など、より良質な医療の実現のため、チーム医療のメンバーとして参加しています。
がん薬物療法や抗菌薬適正使用分野での認定を取得した薬剤師が専門的な業務を行っています。
2017年4月より薬剤科で勤務しています。1~2年目は、調剤・監査業務や、化学療法・中心静脈栄養療法の調製業務など中心に行い3年目から病棟業務に移行し、試行錯誤の日々を過ごしています。当院は胆振・日高の方々にとって拠点となっている総合病院のため1つの分野だけに 偏ることなく、幅広い知識を取得でき、「患者さんのため」ということを念頭に置き、日々努力しています。
(2016年度卒)
(2019年度卒)
北海道薬科大学(現 北海道科学大学)、北海道医療大学
北陸大学、岩手医科大学出身の先輩方が働いています。
薬剤科の見学を希望される方は、下記までご連絡下さい
薬剤科 泉 TEL:0144-32-8111(代表)
薬学生対象の奨学金制度を用意しています。
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当院では保険薬局からの調剤した薬剤の銘柄等に関する情報提供は不要としています。患者さまに対する「お薬手帳」や「薬剤情報提供書」での情報提供を徹底して頂きますようお願い致します。
疑義照会は専用の「疑義照会用紙」に記載のうえ、FAXにて送信願います。
□ 疑義照会用紙(Wordファイルになっております、ダウンロードしてお使い下さい)
FAX送付先:0144-32-8220(薬剤科)
当院では服薬情報提供書(トレーシングレポート)を用意しています。保険薬局にて即時性は低いものの「処方医師への提供が望ましい」と判断された情報については、専用の「服薬情報提供書」に記載のうえ、FAXにて送信願います。
□ 服薬情報提供書(Wordファイルになっております、ダウンロードしてお使い下さい)
FAX送付先:0144-32-8220(薬剤科)